大きな課題に挑戦することになりました。
それは、
『言わないことで人を導くこと』です。
仕事柄や、人より視聞きすることが多いがゆえに、
私は言わなくてもいいことを伝えてしまうことが多々あります。
『言わなくてもいいこと』とは、
受け取り側にとって時期尚早だったり、
本人が自分で気づかなければいけないことが大部分です。
それでも、
「○○って、どうしたら良いですか?」
「○○って、どう思いますか?」
などの質問を受けると、
視えたまま、聞こえたままをポロッと言ってしまうことがあるのです。
そんな時は必ず、
「しまった」と思うのですが、時すでに遅し。
答えを受け取った方は喜んでくださるのですが、
こちらは、にがーい後味が残ります。
最近は、
「それは大きなお世話。その人の成長を妨げてるよ」
と天から叱られる始末。
ある程度、自分で道筋をつけておられて、
「これで大丈夫ですか?」と聞かれた場合は、
「大丈夫です! 安心して進んでくださいね」
もしくは、
「うーん、ちょっと違うかな。こちらの道はいかがですか?」
など、安心して答えられます。
しかし、まだ軸がしっかりしていない方には、
内心「言って、大丈夫かな?」と心配になりつつも、
口が勝手に答えてしまう状態でした。
「このままじゃいけないな」と思いつつ、
ずっと見て見ぬふりをしてきたこの課題に、そろそろ真剣に取り組む時が来たようです。
特に、世間話でのポロッとに気を付けなければいけません。
鑑定料という対価を払っていない上に、
受け止める準備ができていない人には、
うかつなことを言ってはいけないのです。
対価なしで伝えるということは、
バランスを崩してしまい、とってもリスクが大きいのです。
(特に受け取り側にとって)
友人や家族も天からの答えを聞きたいのでしょうが、
『依頼する』ほど本気ではなく、「ちょっと聞けたら嬉しいな」くらいの心構えなので、
うまく受け取ってもらえなくて、歯痒い思いもよくします。
そして、それでも『答えを聞いた』ので、
結局、受け取り側が後々にどこかで大きな対価を支払わなければならないのです。
トラブルや不調などで対価がやって来る時もあります。
この状態はかなりしんどいようで、できれば私も見たくありません。
良かれ、と思って答えたことがきっかけで、
その人が自分の足で立てなくなっては、私もつらいのです。
後回しにした分、追試扱いになっているであろうこの課題、
いつ合格できるかはまだ分かりませんが、できるだけ早く突破したいと思っています。
もしかしたら、
同じ課題にぶつかっているセラピストさんも、
たくさんいらっしゃるのかもしれませんね。
「今の状態を癒すために、耳の痛い話も聞くよ」という覚悟がある人は、
ちゃんと依頼して、確実に前へ進んでくださるので、
私としても安心して伝えられます。
そして、お客様や身近な人たちにどんどん幸せになっていただけたら、
セラピスト冥利につきます。
安心して、未来についての相談をしていただけるように、
バランスのとれたセラピストを目指してまいります。
そして、
『お口にチャック』のイエローカードを天から出される前に、
自分で『言わない優しさ』を発揮できるようになりたいと思います。
もし会話の途中、私が変な間で黙ったら、
新しいメッセージを受信中か、『お口にチャック』が発動中です(笑)
ご理解いただけましたら幸いです。
もちろん鑑定の際は、
「自分で考えてね~」だけではなく、
ヒントや『気づくためのアドバイス』をお伝えいたしますので、どうぞご安心くださいませ♪
人生を歩むということは、こま無し自転車に乗るようなものだと私は思っています。
乗れるようになるまで背中を押したり、
時々、自転車をメンテナンスしたりすることはできても、
セラピストが、ずっと後ろに付いて押すことはできないのです。
ずっと後ろに付かれたら、運転する人も息苦しいでしょうしね(笑)
背中を押す人がいなくなっても、人生という名のサイクリングを楽しんでいただけるように、
独り立ちできるアドバイスを天と相談しながら、
お伝えしてまいります。