『神様からエネルギーをもらう方法』③ ~変わらないもの~


久しぶりになってしまいましたが、

『神様からエネルギーをもらう方法』シリーズです。

 

本日は『変わらないもの』がテーマです。

 

 

画像は、最近仕事の合間に食べたおやつなのですが、

見ての通り『チョコベビー』です。

 

幸雲近くのスーパーで買った100円くらいのチョコです。

 

私は幼稚園の頃から、このチョコが好きで、

これとアポロチョコを交互に口に入れて楽しんでいました。

 

ラベルは少し変わってしまったように思うのですが、

赤いパキッと開けるふたはそのままですね。

 

この、おもちゃっぽいパッケージも好きな理由のひとつです。

 

お茶の買い出しに行った時に目に付き、

すごく久しぶりに食べてみました。

 

感想は「甘い」です。

 

以前は、

ほど良い甘さだと感じていたのですが、

ビターチョコを好むようになっている今の私の舌には、甘さが強く感じました。

 

味覚って成長とともに変わりますからね~

 

春菊を美味しく感じるようになったら大人だ、なんて表現もありますよね。

 

幼いころは、このチョコベビーの小さな粒を、

歯でカリカリと半分にして「リス食い」を楽しんでいたのですが、

大人の歯と指では、難しいようです。

 

こんな点も、

あぁ、変わったなぁとしみじみ思う瞬間です。

 

 

さて、ここまでは変わった点をお話したのですが、

テーマは『変わらないもの』でしたね。

 

何が変わらないか?

 

それは「チョコベビーが好きなこと」です。

 

 

つまり、何が言いたいかというとですね、

「自分のルーツや歴史」を大切にしなければいけない、ということです。

 

例えば、

 

芸能人が売れない頃に通っていた食堂を今でも大切にしていたり、

 

トイレ風呂なしワンルームで暮らしていた頃も、自分の歴史だと、きちんと受け止めている。

 

 

「大成したから、必要のないこと」と切り離すのではなく、

「今の自分を育てたもの」として大切に扱い、

そして時々、タイムカプセルを開けるように過去の自分と向き合うのです。

 

 

富んだ者は「いつもゴディバじゃないと恰好がつかない」のではなく、

どんな駄菓子でも「好きなものは好き」と感じたり、

人から見たらガラクタでも、「私にとって宝物」と感じるものを、

ちゃんと未来へ連れていく。

 

それは神様から恩恵を受ける方法のひとつです。

 

大きな会社の社長さんや大地主さんが、チープなものを、

「これ昔から好きなんだよね~」と嬉しそうに語るのをよく見かけます。

 

見栄で幸せを隠さずに、上手に神様からエネルギーをもらっている証拠ですね。

 

 

私にとってのチョコベビーも、そのひとつです。

どんなに味覚が変わって「あま~い」と思っても好きなものは好きなのです。

 

子どものように、

パッケージをカシャカシャ振るだけでも、なんとも楽しい気分にさせてくれます。

 

カリカリ食べながら読む本が、絵本から難しい文献に変わっても、

私の「魂を喜ばせるもの」なのです。

 

 

それは「神様からエネルギーをもらう引換券」のように私は思います。

 

 

引換券は、礼儀作法、人情、義理の時もあるでしょう。

 

 

下積みの段階では、「きっちりした人・感じの良い人」という評価を受けていた人が、

 

立場が上がったとたん「横柄な人・礼儀のない人」という評価を受けることが時々あります。

 

それは、周りからの嫉妬やひがみを除いて評価したとしても、

やはりご本人の態度が変わってしまったのだと思います。

 

頭を下げられることになれてしまい、

「会釈」や「お礼」というコミュニケーションを忘れてしまうこともあります。

 

 

そんな人に出会うたびに、

社会的な立場と並行して、魂のステージも上がれたら、

もっと成功するのになぁと思ってしまいます。

 

 

そして、それは経営者に限りません。

 

医者、占い師、セラピスト、絵描きさん、音楽家、OLさん、サラリーマン、

主婦、公務員…………

 

誰にでも共通する点です。

 

新しい技術や知識を貪欲に取り入れながら、

自分を作った土台、古くからのしきたりや、礼儀は大切にしたいと、

私自身、いつも肝に銘じています。

 

日々、めまぐるしく変わっていく中で、すべてに気を回すのは、

なかなか難しいことなんですけどね(-_-;)

 

笑顔で「ありがとう」「お世話になっています」「助かりました」

「ご無沙汰しています」「お先にどうぞ」

 

これから先、どんなに富んでも、賞賛される立場になっても、

これらの気持ちだけでも、手放さないでおきたいと強く願います。