久しぶりになってしまいましたが、
『神様からエネルギーをもらう方法』シリーズです。
本日は『変わらないもの』がテーマです。
画像は、最近仕事の合間に食べたおやつなのですが、
見ての通り『チョコベビー』です。
幸雲近くのスーパーで買った100円くらいのチョコです。
私は幼稚園の頃から、このチョコが好きで、
これとアポロチョコを交互に口に入れて楽しんでいました。
ラベルは少し変わってしまったように思うのですが、
赤いパキッと開けるふたはそのままですね。
この、おもちゃっぽいパッケージも好きな理由のひとつです。
お茶の買い出しに行った時に目に付き、
すごく久しぶりに食べてみました。
感想は「甘い」です。
以前は、
ほど良い甘さだと感じていたのですが、
ビターチョコを好むようになっている今の私の舌には、甘さが強く感じました。
味覚って成長とともに変わりますからね~
春菊を美味しく感じるようになったら大人だ、なんて表現もありますよね。
幼いころは、このチョコベビーの小さな粒を、
歯でカリカリと半分にして「リス食い」を楽しんでいたのですが、
大人の歯と指では、難しいようです。
こんな点も、
あぁ、変わったなぁとしみじみ思う瞬間です。
さて、ここまでは変わった点をお話したのですが、
テーマは『変わらないもの』でしたね。
何が変わらないか?
それは「チョコベビーが好きなこと」です。
つまり、何が言いたいかというとですね、
「自分のルーツや歴史」を大切にしなければいけない、ということです。
例えば、
芸能人が売れない頃に通っていた食堂を今でも大切にしていたり、
トイレ風呂なしワンルームで暮らしていた頃も、自分の歴史だと、きちんと受け止めている。
「大成したから、必要のないこと」と切り離すのではなく、
「今の自分を育てたもの」として大切に扱い、
そして時々、タイムカプセルを開けるように過去の自分と向き合うのです。
富んだ者は「いつもゴディバじゃないと恰好がつかない」のではなく、
どんな駄菓子でも「好きなものは好き」と感じたり、
人から見たらガラクタでも、「私にとって宝物」と感じるものを、
ちゃんと未来へ連れていく。
それは神様から恩恵を受ける方法のひとつです。
大きな会社の社長さんや大地主さんが、チープなものを、
「これ昔から好きなんだよね~」と嬉しそうに語るのをよく見かけます。
見栄で幸せを隠さずに、上手に神様からエネルギーをもらっている証拠ですね。
私にとってのチョコベビーも、そのひとつです。
どんなに味覚が変わって「あま~い」と思っても好きなものは好きなのです。
子どものように、
パッケージをカシャカシャ振るだけでも、なんとも楽しい気分にさせてくれます。
カリカリ食べながら読む本が、絵本から難しい文献に変わっても、
私の「魂を喜ばせるもの」なのです。
それは「神様からエネルギーをもらう引換券」のように私は思います。
引換券は、礼儀作法、人情、義理の時もあるでしょう。
下積みの段階では、「きっちりした人・感じの良い人」という評価を受けていた人が、
立場が上がったとたん「横柄な人・礼儀のない人」という評価を受けることが時々あります。
それは、周りからの嫉妬やひがみを除いて評価したとしても、
やはりご本人の態度が変わってしまったのだと思います。
頭を下げられることになれてしまい、
「会釈」や「お礼」というコミュニケーションを忘れてしまうこともあります。
そんな人に出会うたびに、
社会的な立場と並行して、魂のステージも上がれたら、
もっと成功するのになぁと思ってしまいます。
そして、それは経営者に限りません。
医者、占い師、セラピスト、絵描きさん、音楽家、OLさん、サラリーマン、
主婦、公務員…………
誰にでも共通する点です。
新しい技術や知識を貪欲に取り入れながら、
自分を作った土台、古くからのしきたりや、礼儀は大切にしたいと、
私自身、いつも肝に銘じています。
日々、めまぐるしく変わっていく中で、すべてに気を回すのは、
なかなか難しいことなんですけどね(-_-;)
笑顔で「ありがとう」「お世話になっています」「助かりました」
「ご無沙汰しています」「お先にどうぞ」
これから先、どんなに富んでも、賞賛される立場になっても、
これらの気持ちだけでも、手放さないでおきたいと強く願います。