一昨日、
久しぶりに亡き婚約者と夢で会いました。
長い長いレンガ造りのトンネルを、
腕を組んで歩きました。
歩いていると、
進行方向が「あの世」で、
来た道、私たちの背中側が「この世」だと、
説明されなくても分かります。
なぜ分かるの? と問われると、
説明は難しいのですが。
簡単に言うと、
風が、気が違う。
そんな感覚です。
トンネルの中を歩いているのは、私たちだけではなく、
たくさんの人々が行き交っています。
「あちら」に行く人たちよりも、
「こちら」に向かって歩いてくる人たちが圧倒的に多かったです。
お盆なんですね~
夢から覚めてから、
あのトンネル、どこかで見たことあるなぁ、と、
しばらく考えていました。
そして、
映画『プリンセス・トヨトミ』で観た地下通路に、
なんとなく雰囲気が似ていることに気付きました。
人が創り出す空想の世界でも、
古いものや神聖なものは、どこか懐かしく感じたり、
ずっと昔から知っているような気がすることが多いです。
もしかしたら、魂が覚えている天界の風景なのかもしれませんね。
宮崎アニメに登場する神様や、妖怪、動物、建物、乗り物など……
私はそれらにも、不思議な懐かしさ、デジャヴを感じます。
「宮崎駿さん、これにどこで出会ったの?」
いつか尋ねてみたいことが、たくさんあります。