先日の「乙女座新月」の月魔女セミナーでは、
乙女座の守護天使「大天使メタトロン」についてお話しました。
それ以来、様々なシーンでメタトロンのお話をしたり、
メッセージをいただく機会が増えました。
不思議ですね。そういう流れなんでしょうね。
大天使メタトロンは、大天使の中で一番若く、一番背が高いといわれています。
パワーもあり、ミカエルとガブリエルでも成し遂げられなかったことを、
成功させた物語も残っています。
子どもを守る天使としても有名です。
流産・死産で亡くなった赤ちゃんの魂が、
迷うことなく天界に辿り着けるように案内したり、
赤ちゃんを亡くしたご両親の心のケアをしてくれます。
大人の苦痛のあった死を、安らかに変える癒しも与えてくれます。
そんなところから、「死の天使」と呼ばれることもあるようですね。
実は大天使メタトロンに、この世とあの世の間で会ったことがあります。
婚約者が亡くなって間もない頃に、
眠りながら幽体離脱をしていた時です。
目を開けると、プラネタリウムのような暗い空間の中に立っていました。
彼以外にも、たくさんの人がホール内にいます。
どうやら同時期に亡くなった人たちのようでした。
私を見ながら、数名の人が、
「あの人、生きてるよね?」と、サワサワと小声で話しています。
少し居心地が悪いように感じましたが、彼が隣に立っていたことで、
なんとかその場に居続けることができました。
しばらくぼんやりとしていると、
突然、私の右側の空気がフワっと動きました。
氷に風を当てたような、ひんやりとした白い気配です。
その気配のほうに視線を向けると、
背の高い男性が、私の頭の高さに合わせるように膝を折りました。
ドレープのきいた、ギリシャ風の白い装束を来たその男性は、
明らかに人間ではありません。
その神々しさに私が驚いていると、その男性は、
「今回は突然のことで驚かれたでしょう。大変な思いをされましたね」
そのようなお悔やみの言葉をかけてくれました。
その言葉を聞いた婚約者は、
「まだ死ぬ時期ではなかったんですよ!」
そう必死に訴えていました。
背の高い男性は、彼に向かって少し頷きましたが、
また私のほうを向き、私の心が波立たないように必死に慰めてくれました。
言葉は最初のお悔やみだけでしたが、小さな子の髪を撫でるようにしながら、
静かに悲しそうな顔で微笑んでくれます。
(この人は神様なんだろうな)と、その時は思いましたが、
ある時を境に、
(違う、大天使メタトロンだ)という考えに辿り着きました。
メタトロンであれば、驚くような身長の高さも頷けます。
私の身長は162cm、彼の身長は175cm弱、
周りの男性もおそらく170cm~180cmくらいでしょう。
それでも、皆が彼を見上げています。
巨大なプラネタリウムホールのような場所の中で、
どんなに遠くに立っていても彼の姿は見えます。
周囲の人波の中、腰から上が飛び抜けているからです。
そんな不思議なコミュニケーションがあったことから、
大天使メタトロンの名前を聞くと、不思議な温かい気持ちになります。
今回の月魔女セミナーも、とても楽しくお話できました。
また新月以降、
子育てや子宝のご相談、流産・死産後のセラピーのご依頼が、ぐっと増えました。
この世での子育ては経験がない私ですけれど、
天界の赤ちゃん事情を知っているため、
天使のお手伝いをさせてくださっているのかな?
と、メタトロンの優しい気配を感じながら、
セラピスト、カウンセラーとして励んでいます。