こちらは、幸雲の近くにある交差点に立つ碑です。
内容は、
「熊野街道は
このあたり(渡辺津 窪津)を起点にして
熊野三山に至る道である
京から淀川を船でくだり
この地で上陸 上町台地の西側
脊梁にあたる御祓筋を通行したものと考えられ
平安時代中期から鎌倉時代にかけては
『蟻の熊野詣』といわれる情景がつづいた
また 江戸時代には 京 大阪間を結ぶ三十石船で賑わい
八軒の船宿があったことから『八軒家』の地名が生まれたという」
とのことです。
先日のブログで、
天満橋は桜の名所、大川には遊覧船がたくさん! とご紹介したのですが、
このような歴史があるのです。
天満橋八軒家から、四天王寺を通り、
大阪の安倍晴明神社・王子神社、住吉神社を通り、
熊野三山へと続いていくのですね。
知れば知るほど、天満橋が好きになっていきます。