先日の出来事についてお話しようと思うのですが、
なんとタイトルを付けて良いものか決めかねますので、
(仮)とさせていただきます。
先日、仕事に出かける時、
亡き婚約者に「行ってくるねー」と何となく独り言のように話しかけると、
耳元で「え? 俺も行くけど?」という声がしました。
思わず、びっくりするよりも先に、
まるで生きているカップルの会話のように「え? そうなの?」と応えてしまいました。
外だったら、完全に変な人です(苦笑)
普段も道中で視えたり、聞こえたりしますが、
特に反応はしません。
たまに生きている人と間違うことはありますが……
それくらい、生きた人以外の姿や声を視聞きすることは、私にとっては日常です。
しかし、
それでも大事な人とのコミュニケーションが、
いつも上手くいくわけではないのです。
特に、関係の深い人ほど受信が難しいのか、
声が聞こえたり、姿を視ることは、
やはり特別なことなのです。
私の体調だったり、お互いの波長や磁場だったり、色々と干渉するのでしょうね……
依頼された声は、すんなり聞こえるんですけどね~
そんなこんなで、
常に感じたりできるわけではないのですが、
ふとした瞬間のサインで、「いつもそばにいるよ」ということが分かると嬉しくなります。
霊体だと、どこにでも行けます。
途方もない遠距離恋愛のようで、とんでもなく近い距離の恋愛。
生きている時には有り得ません。
これはメリットかな?
ちなみにデメリットは、
「家の片付けなどをサボると、すぐにばれる」ということです。
まぁ、こういう時は「必殺 聞こえないフリ」です。
生者には生者の時間配分やペースがあるのです。
多少は目を瞑ってもらいます。
「俺も行くけど?」発言の日は常連のお客様がいらっしゃっていました。
彼の話もできる、少しお姉さん的存在なお客様です。
そして、彼の話をした時に「バチンッ」とうちのセラピールームでは初めて聞くラップ音が鳴りました。
これには二人で、びっくり。
あぁ、死後の世界はあるんだなぁと、信じていても何度でも思います。
きっと、生きている間は、
ずっと感じるのでしょうね。
そして、いつか自分も誰かを見守ったり、
時々、良い意味で驚かせたりするのかなぁ、と。