スピリチュアルカウンセラーの職に就いてから、
ずいぶんたくさんの相談を聞いてきました。
大人の事情の難しい話もありますし、
法律や医学では、どうにもこうにもいかない摩訶不思議な話もあります。
赤ちゃんのお話もたくさん聞いてまいりました。
特に、私の婚約者が亡くなり、その後に、
夢の中で授かる予定だった長男と次男に会った時期を境にして、
ぐっと子育てについてのご相談が増えました。
私はリアルな子育てを経験していませんが、
天界から「母」と認めてもらったようで、
嬉しいような、くすぐったいような、責任が重いような気分です。
そして、私の仕事はご相談を聞くことだけではありません。
ご報告を聞くことも、私の天職です。
出産、夜泣きの緩和、つかまり立ち…… 入学・進学・就職、結婚、
そんな様々な変化のご報告をいただきます。
そうそう、お孫さんのご誕生のご報告をいただくこともございます。
どんなにお子さんが成長しても、心配は心配で、親御さんはいつも幸せを願っている。
そんな願いに触れるとき、
親はいくつになっても親で、
子どもはいくつになっても子どもなんだなぁと感じます。
私の場合は、生きた配偶者や子供には恵まれませんでしたが、
なぜかこの仕事をしていると大家族になった気分になります。
お客様のお子様たちのご成長を一緒に見守ることができ、
とても楽しくて仕方ありません。
もちろん、これから授かる赤ちゃんや、
亡くなった方とのコミュニケーションを取るお手伝いもとても好きです。
悲しんで、苦しんで、迷って……
いばらの道を抜けられた後のお顔を見るのは、
もっと好きです。
シスターのような境地でしょうか……