頭痛対策にハーブを。



最近、雨降りが多いですね。


秋雨といえば、風流なのですが、

心身の不調を訴える方も増えています。


頭痛などは出ていませんか?




急に寒くなってきたことにより、

筋肉が冷えてしまい、血流が悪くなって起こる頭痛や、

低気圧独特の頭痛が重なってしまい、

辛い症状の方もいらっしゃるのでは、と思います。


そんな時は、ハーブティーでほっこりしてみませんか?


 日本では、ハーブ・アロマというと、まだまだ雑貨扱いのところもありますが、

きちんと根拠のある民間療法・自然療法です。


イギリスなどでは、メディカルハーバリストがチンキ剤(ハーブをアルコールに漬け、薬効を抽出したもの)を処方、販売していたりするのですが、

日本では法律が厳しいわりに、資格制度や学びの場が伴わなず、おけいこごと扱いだったり、

民間資格止まりだったりします。


しかし、アロマは脳に直接作用させる有効な治療法としても光を当てられ始めましたし、

薬草は、錠剤などの薬が開発される前の祖先です。


蛇に噛まれたり、熱が下がらな時などの救急箱として、常に薬草は人々のそばにありました。

大きな戦争があった時に兵士の傷を癒したハーブ、

修道院のハーブ園などの文献も残っています。


ですが、流行病が多くなる時代には、薬草では少し敵わなくなり、

薬草の良いとこ取りをし、もっと濃縮させた薬が現在の西洋医学の姿になったと言われています。



しかし、今日はストレス社会。


ストレスが生み出す奇病、難病も後を絶ちません。


そんな中、また自然療法に目を向けられ始め、民間資格であっても取得する人が増え、

ハーバリストが日本でも活躍しています。


今後はぜひ、自然療法の世界でも国家資格ができれば良いなと、

私は思います。


ちなみに心理学の世界も、

精神科医の次は、ポジションとしては臨床心理士なのですが、

こちらも民間資格です。


しかし、大学院の卒業資格、カウンセリングなどの実務経験がなければ受験資格すら与えられません。

なかなか厳しい世界ですね。


もっとプロの育成がスムーズになれば、また、きちんと国が保証すれば、

海外に負けないくらい、より良い癒しの国になるのでは?と常々思います。



話が脱線しました。


頭痛の対策でしたね。



スカルキャップやフィーバーフューなどのハーブティー(温浸剤)がおすすめです。

ちょっと苦味はありますが、ふわっと草の生きたエネルギーが感じられる香りがします。

レモンバームなどを入れるとより飲みやすく、スッキリしますよ。


PMSや生理痛などの女性独特の痛みには、

レモンバームの代わりにローズなどを少し足しても良いですね。


アロマで芳香浴も、肩の力が抜けますよ。


大切なことは、天然成分100%のものを使用することです。


ハーブは必ず食用! 最近は、無農薬や有機栽培のものも安価で購入できるお店が増えました。


アロマも、必ず注意書きをよく読んで使用してください。


特に妊娠中、授乳中、ペットを飼っていらっしゃる方は、気をつけてくださいね。


安全のために、使用不可のアロマオイルもあります。


より健康に、より美しくなるために自然のものと触れ合ってみてください。