冬の星空を見上げて ~島根が舞台のオススメ漫画「ナビガトリア」~


冬は星がよく見えますね。


大阪市内でも、空気が冷たいぶん、

オリオン座などがくっきりと夜空に広がっています。


ここ数日はあいにくの雨模様でしたが、

今夜は黄金色の細い月も浮かんでいました。


天気の良い日は、オリオン座の近くに、

おおいぬ座のシリウスが一際輝いて見えます。


南の低い位置だと思います。


最近はスマホで、星座や恒星の名前を探せるアプリもあるので楽しいですね。

宇宙が手のひらにある感じが、何とも不思議で贅沢です。


星を見ていると「ナビガトリア」という漫画を思い出しました。


島根県が舞台の漫画で、

東京の女性と島根の男性とのラブストーリーなのですが、

家族愛や介護、進学、就職など、

たくさんの人々が悩む問題が描かれており、ただ甘いだけのお話ではありません。


そんな、出雲弁まじりで進めれる物語。

男性も読みやすいと話題です。


「ご縁の国しまね」×漫画「ナビガトリア」縁結びプロジェクトというのも、

島根県のサイトにありますね。


お隣の県ですが、

「ゲゲゲの女房」でも有名になった方言です。(境港も出雲も方言はほぼ同じです)

「だんだん(ありがとう)」や「だら・だらず(馬鹿)」「そげか(そうか)」なんていう感じで

すね。

若い人はあまり使わないとも言われています。


私の祖父母の兄弟くらいの年齢は、方言がきつ過ぎて、聞き取れないことも(苦笑)


でも、私の感覚では出雲弁を話す男性は何となく色っぽいです。


「ナビガトリア」のヒーロー、昭さんも、何とも苦労性な人ですが男気のある人です。


ちなみに「ナビガトリア」というのは星の名前です。

北極星の「ポラリス」と同様に、ラテン語のようですね。


物語の中でも、星の話が出てきます。


星好き、出雲好き、恋愛漫画好き、方言好きの皆さんにはオススメの作品だと思います。



著者  アサダニッキ

    ナビガトリア

発行所 講談社



ん~ 私も、天体観測しに行きたくなりました。

ベランダだけでは物足りない……