天使の審査員


 

先日、また不思議な夢を見ました。

 

夢の中で、ふと目を開けると、

私は必死に、ある女の子のカウンセリングをしていました。

 

女の子の顔は覚えていないのですが、十代くらいだったと思います。

 

その女の子は最初、

うつむき、肩を落としていました。

 

そんな彼女に、私はいつものようにスピリチュアルカウンセリングで対応します。

 

しかし、いつもと違う点は、

彼女がすで亡くなっているということでした。

 

生前、私との接点はありません。

なぜ、私が呼ばれたのかも分かりません。

 

まわりをよく見ると、

その場所には、女の子だけでなく何人もの天使がいました。

 

白く裾の長い装束を着た天使が、私たちを囲むように座っていました。

 

みんな、木と金属でできたペンと紙を持っています。

 

そして、私のすぐそばには一人だけ、

背の高い天使が立っています。

 

長い栗色のストレートの髪で、

女性的な色気のある、しかし男性の天使だと思います。

 

どうやら、どの天使も、

私のカウンセリングに対する評価を記しているようでした。

 

なんだか、フィギュアスケートのジャッジのような雰囲気です。

 

足元を見ると、白い雲。

背景は空色。

視界も少し霧がかかったようです。

きっと高い場所にいる、と思わせるような風景でした。

 

なぜこのような場所にいるのかは分かりませんが、

目の前の少女に集中することにしました。

 

いつものセッションのように、

「こうしたらどうかな?」

「あぁしたらどうかな?」と提案しながら、

時には冗談も交え、カウンセリングを進めます。

 

すると、少女が顔を上げ、

肩を揺らし笑いだしました。

 

まわりの天使からも笑い声が聞こえます。

 

そして女の子は、

何かを吹っ切ったように、

とびっきりの可愛らしい笑顔を見せてくれました。

 

一番近くにいる天使も、

とても温かな微笑みを浮かべて、見守ってくれていました。

その後、最後に何かを紙に書き込んでいました。

 

目が覚めた時、

何を話したのかまったく覚えていませんでした。

 

少女が、どのようにして亡くなったのか、

どんな悩み、苦しみを死後も抱えていたのか、

今となっては分かりません。

 

しかし、

何か楽になるお手伝いができたなら、

嬉しいなと思います。

 

また、天使にカウンセリング技術をジャッジされたのは初めての経験で、

とても緊張し、不思議な思いでした。

 

そして、もうひとつ不思議なことが。

 

この夢を見た数日後から、

ご依頼が通常の4~5倍に増えているのです。

 

ホームページも、ブログもしばらく更新できていませんでしたから、

何の営業お知らせもできていなかったのに……

 

天使さんが最後に、

にっこりと書き込んでくれたのは「合格」だったのでしょうか?

 

だったら、嬉しいなと思います(#^.^#)

 

がっかりされないように、

天界にも地上にも

もっとお役に立てるように、より一層精進しなくてはいけませんね。