春の嵐 雨の日は、この世とあの世の扉が開きやすい

 

桜も終わり、春雨と呼ぶにはあまりにも強烈なザーザー降りの雨が増えましたね。

 

春の嵐というのでしょうか。

 

幼少期から雨の日は感度が上がるのですが、

仕事をし始めてからは安定していて、

特にいつもと変わらずでしたが、

最近の雨は、なんだか不思議な体験が多かったです。

 

その前に雨とは関係ないところで、

現在のサロンを移転するかという話があり、結局は見送ったのですが、

歴史的に価値のあるビルのオーナーさんにご縁をいただき、かなり迷いました。

友人のカウンセラーにセカンドオピニオンを頼んだところ、移転を見送ることは決まったものの、

「何かいるよね、このビル(現在のビル)」となりまして……

私のほうも「え、やっぱり? 亡くなった彼は付いてきてるよ。でも、それ以外ですよね?」と。

実は入居当初から不思議なことがいくつかありまして、

まぁ、怖い思いは少ないので今も入居中なのですが。

 

そして、その何かが「何を求めてるものは何だろう?」という話になり、

結果は「ラグジュアリー」だということが分かりました。

私は、今のサロン内部は気に入っているのですが、もう少しビルの管理を徹底してほしいと常々思っていました。

もちろん、他の入居さんも気持ちは同じですが、

このご時世ですので、まぁ妥協せざるをえない部分もあるのです。

 

しかし、ビルにいる何かは「もっと安全に」「このビルはもっと高級なはずだ」と主張していました。

そして、

「リッツカールトンみたいな?」「そんな感じかもしれませんね」と友人にアドバイスをもらい、

「私で何かできることはあるのだろうか?」と少しずつインテリアを模索したり、

まずは、しばらくかけていなかった風水で場を整えることになりました。

また、その何かは私がこのビル、この部屋に入居したことをとても喜んでくれていて、

だからもっとこうしてほしい、みたいな思いを送っているようでした。

 

そして風水をかけてから数日後、お手洗いから廊下に出たところで、不思議な気を感じました。

古いデザインのスーツを着て、ステッキを持った老紳士が歩いてくるのです。

体はシャボン玉のような虹色の輪郭で透き通っていました。

 

老紳士は私のほうには視線を向けず、存在感だけをアピールして、

そのまま元気に腕を振って階段を降りていきます。

 

ぜんぜん怖くないのですが、

あまりにもハッキリとした姿で現れ、さすがにびっくりしてしまいました。

 

それから、あれよあれよという間になぜか大きな仕事が入ってくるようになり、

いつもより忙しくなりました。

そのたびに、近くで老紳士が笑っている気配がするのです。

 

また、プライベートでも彼の声が聞こえたり、

わりと鮮明に手が触れる感触が分かるようになりました。

これは、「あさが来た」のラストシーンを観たり、

NHKのセットを見学に行った頃からですが。

何か私の中のブロックが外れたのでしょうね。

ラストシーンを観た時は、涙が止まらず、妙な発熱が一瞬で現れ、

じんましんが出たほどです。

それほど、私の中で彼の死は蓋をされていたのでしょうね。

 

その翌日、ホームに座って電車を待ちながら、

背にしていたほうのホームに電車が来る音を聞いていました。

すると、その電車から降りてきたらしい彼が私の顔を覗きこんで笑うのです。

霊体というよりも、結構はっきりした姿で、

まるでデートの待ち合わせでもしていたかのように。

 

驚いた私は、荷物を床に落としてしまいました。

彼は、何か言いたそうでしたが、

私があまりにもオロオロとして、泣きそうになっているので、

すぅっと消えてしまいました。

その後、しばらくは自宅でも小さなラップ音くらいしか合図はなかったのですが、

最近になり、遠慮がちにコンタクトを取って来ます。

まるで私を驚かせないように、慣らせるように一歩一歩といった感じで。

これが新時代の幕開けなんでしょうか。

 

そして先日、習い事のバレエの練習の日は大雨でした、

教室に向かう途中の路上から、視界の端にチラチラと生きた人ではないものが見えるのは感じていたのですが、

「なんかいつもよりも多いな」くらいに思っていました。

そして、いざ練習になると、フロアを一人分多く空けてしまう、

用具を片付ける時に最後尾だったのに、振り向いて話しかけそうになる、など

視える人特有の「あるある」挙動不審を連発。

 

しばらく(特に成人以降は)こんなことなかったのになぁ……

 

何でか雨の日は「千と千尋の神隠し」の「顔なし」みたいなのが、

人に混じってるんですよね。

 

で、普段は視えても見ないようにできていたのですが、

あの「老紳士」に会ってから、なんだか敏感になっているようで。

私のブロックが外れたせいもあるか。

 

そして、おそらく感受性の良いお客様は何かを感じ取って、

今、ご依頼くださっているのだろうな、と。

 

霊感、第六感というものには、底も頂点もないように私は思います。

体調が悪い条件などで落ちる時はとことん落ちるし、

視える時は天井知らずです。

 

例えば、「こんな風景が視えるのですが~」とお伝えすると、

「え! 来月、旅行で行きます」なんてこともありますし、

「○○地方とご縁はありますか?」尋ねると、

「仕事の出張先の候補です」なんてこともあったり。

 

その代わり、「視てください!」というわりには、

ブロック強過ぎて視えない方も、ちらほらいらっしゃいます。

カウンセリングで和んでくると、じわじわ視えてくるんですけどね。

 

ですので、私はスピリチュアルカウンセリングというだけあって、

心理的なアプローチも大切にしています。

 

自分の職業を、

当たる当たらないだけの商売だとは思っていません。

 

「ちょっと勘の良い癒し家」くらいに思っていただけると幸いです。

 

だって、「あぁ、あなた不幸になりますね。はい、じゃあ次の方どうぞ!」では、

何のためにカウンセリングに来てるのだか分からないですよね。

 

自分で考えても答えが出ない、でも、放っておくわけにはいかないし、

きちんと幸せになりたいから、皆さんご依頼くださるのです。

 

「じゃあ、どうすれば良い? と、一緒にできることを考えましょう」

たくさんお出しするアドバイスの中から、できそうなものから始めてみてください。

 

ですので、

私のサロンにいらっしゃる時は、ご自身で幸せになる覚悟もしてきてください。

「やりたくない。できない。誰かが何とかしてよ」という方には、

ちょっと厳しめかもしれません(^-^;

でも、後悔はさせませんよ。きっと何か糸口を掴んでいただけると信じています。

 

人は強いですから。そして、やはりヒトという動物なので勘の優れた生き物です。

子どものように純粋なれば、上手に「チョイス」することはできるはず。

投資も子どものほうが上手なんだそうですね(苦笑)

損得考えないから。

 

ご自身の力を過小評価されている方は、ぜひ一度ご相談くださいませ(^^♪

 

ビルの主(土地神さんみたいな感じでしょうか。私は神沼の大ナマズみたいと思ってる。失礼か……)にお会いしてから、

なんだか色々なことが少しずつ進み出しています。

膿み出しみたいに傷つくこともあるし、ぶつからなければいけないこともあります。

だけど、必要なことなんでしょう。

 

鬼太郎並みにアンテナが立っているので、

家で母と話している途中にも、「あ、煙!」と背後を指差してしまったり、

ちょっと落ち着かない状況ではありますが、

まぁ、これも出雲の巫女の血を引く性なのでしょうね。

 

それを受け止めてくれる家族で有難いと思います。

 

時には、母も同じ方向を見ていることもありますしね(^-^;

 

最近、様々な年代のお客様から「天職」「転職」「人生の役割」について尋ねられます。

まぁ春ですし、こういう話題が増えますね。

 

しかし、つくづく私はこの仕事が「天職」であり、この仕事しかできないのだろうなぁと感じます。

不思議な物語や、魂が喜ぶような文章を書く仕事もしてみたいとは思いますが。

 

これも機会が巡り、私が受け止められるようになったらやって来るのでしょう。

 

あ、遅くなりましたが「5月のオラクルメッセージ」は更新予定です。

もうしばらくお待ちくださいませ(^^)/