2月は色々ありまして……
1月の彼の命日は乗り越えたな~と思っていたのですが、
2月中頃から両親のケンカをきっかけに、私自身もホルモンバランスに引きずられ、
涙が止まらなくなりました。
初日にボロボロ泣いた後、2週間くらい、ふと気付くと涙が出るといった調子で。
最初は、「悲しい」や「寂しい」「苦しい」などの明確な感情があって泣いているのですが、
後半は何が理由で泣いているのか分からなくなってきていました。
ただ、目から水が落ちる、みたいな。
そして、涙を流す自分と、
それを観察している自分がいるのですよね。
心理学的な専門分野から見れば、解離状態とも取れ、
危険と言えば危険なのですが、
仕事柄、泣きながらお客様のことを考えたりしていました。
プライベートで恋人とケンカした女優さんが、
演技のために自分の泣き顔をチェックする行動に近いような……
「赤ちゃんセラピー」でお話する流産・死産を経験された方、
ご家族や大切な方をご病気や、事故で亡くされた方、
皆さん経験されると思うのですが、
時間が経てば経つほどに、周囲は「もう大丈夫でしょ?」「いつまで暗い顔してるの?」なんて、無責任なことを言われてしまいます。
もちろん、相手は励ましのつもりかもしれません。
でも、受け留めきれない時もありますよね。
私はだいぶ上手く受け留められるようになったつもりだったのですが、
ふと、蓋が開いたとたんに、まだ未消化の溢れ出るものに出会ってしまいました。
しかし、それは、いつか蓋を開けて、天に還し、
本当の意味で、自由に身軽にならなければいけないものだと気付かされました。
私は臨床心理士ではないので、本当のスーパーバイザーはいないのですが、
私のカウンセラー兼スーパーバイザー役として尊敬している精神科医の女医さんに、
「普段、普通にしていることって、しんどかったんだなって気付いたよ」と話すと、
「そりゃ、そうよ」と返されました。
※心理におけるスーパーバイザーとは、
一人前になったカウンセラーがクライアントと接するようになってからも、
視野が狭くなっていないか、第三者の目線から指摘してもらったり、
さらに腕を磨くために付く師匠のことです。
臨床心理士は永久資格ではなく、更新制のため、
貢献度などの実績や研究が必要になってきます。
※私の場合は、風水の師匠もスーパーバイザーと呼んでも良いかと思います。
きっと、大切な方を亡くされた方たちにも、「それでも明日はやってくる」と言えば聞こえは良いのですが、否が応にも次の日はやって来るのが現実です。
そして、忌引きが明ければ、仕事がある方もいて、
普通に営業スマイルをして、経理などの計算をして、報告・連絡・相談、
まぁ、会社や自営業で必要な今まで通りをすべてこなさなければなりません。
それって結構大変なことです。ミスも出るでしょう。
でも、いちいち言い訳できないですよね。
辛さが何倍にもなることもあるでしょう。
しかし、その反面、仕事や何かに打ち込んでいる間は辛いことを忘れられる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私がそうでした。仕事は楽しい。仕事をしているとアドレナリンが出る。
そして、お客様も笑顔で帰っていく。良いこと尽くし!
しかし、気を付けないといけないのが、ふと気が緩んだ時です。
ガックリ来ます。これは経験談として。
一度だけでなく、波のように、何度も来るから厄介なのです。
別件で話した時も、
「あなたはプロのカウンセラーだから、自分の洞察も辛辣ね」と言われましたが、
女医さんも私も、それは必要な過程だったのだと分かっていたので、
その実態が、どんなにとぐろを巻いていようと、へどろ状態だろうと受け入れるしかないなといった感じです。
それが、いつか澄んだ水に変わるまで、瓶を入れ替え入れ替えしながら、
中身を見守るしかありません。
よく、マンガやドラマで、両親を亡くした幼い子が泣くのを我慢している時に、
「泣きたい時は泣いた方が良い」と言ってくれる大人がいますよね。
たぶん、過度な我慢は「毒」であり、
ある程度の涙は「毒出し」や「薬」「癒し」になるのではないかと思います。
少し前に、わざわざ悲しい映画を観て泣くという女性が増えましたが、
そこまでしなくても良いとは思うのですが、
自然とこぼれる涙は我慢しなくても良いと思います。
できれば、大勢の前やお化粧の崩れは避けたいですが(^-^;
女性はホルモンの周期からも、涙もろくなる時がありますよね。
それは、ある種、月のリズムに従っているのだと思います。
自然にゆるやかに生きられると良いですね。
2月のこんな経験が落ち着く頃、
オーストラリアの自然療法士 ロバート・リーブスさんが来日されるということで、
特別パスをいただいたため、
「揺るぎない自分になるための方法」という資格認定セミナーを受講してきます。
ロバートさんにお会いするのは、昨年、梅田の蔦屋書店イベントぶりです。
あの時も、やはり変化の時でした。
「プロテクション」自分や大切なもの、人を守護する方法。
お客様から尋ねられることも多く、
今までは、世界的に共通になっている方法や自己流の技をお伝えしてきましたが、
さらにパワーアップしてきます!
今度は、どんな変化が起きるかな~♬